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Sun 2018
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I袋サンシャインシティ裏の中央公園にネコがいるという情報を得て、足を運んでみた。決して広い敷地ではないけれど、夕暮れ時に数匹のネコたちが植込みから出て来て思い思いに寛いでいた。繁みの中に姿を隠すネコもいるけれど、概ね警戒心は少なく、毛並みを撫でさせてくれるネコもいる。耳先カットと首輪をしているので、ノラではなく地域ネコと呼ぶべきなのかもしれない。薄緑色の目と黒と灰色の縞模様の色合いが綺麗なサバネコは...
#450
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Shun 2018
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還暦を過ぎた人は保証人がいないと、ネコの里親になれないらしい。ヴォランティア団体から譲り受けた子ネコの寿命よりも早く飼主が亡くなってしまう可能性があるからだ。身寄りのなくなった飼いネコは路頭に迷う。過保護な家ネコにノラの野性は望むべくもない。ある民家の外壁に「里親さんを探しています!(しゅんちゃん・推定4歳・牡猫)」というポスターが貼ってある。グリちゃんの飼主に訊ねると、室内で飼われていた家ネコだ...
#447
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Yubi 2018
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周囲の明るさで瞳の大きさが変化するように、ネコの表情も一瞬で変わる。鋭い眼光で見つめていたネコが急に柔和で優しい目になる。ユビちゃんも誰何するような疑り深い視線を発していたけれど、敵ではなく味方、危害を加えるような輩でないと感得したのか、穏やかな表情になった。初対面のネコとの出会いはスリリングで心躍る。ネコは速やかに品定めをして即座に判断を下す。その場に留まるか、そこから立ち去るか、自ら近寄るか?‥...
#446
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Guri 2018
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某図書館裏の私道に数匹のネコがいる。白黒、白茶、三毛、黒ネコ‥‥飼いネコなのか、地域ネコなのか、みんな程好く馴れている。民家の前で初対面のネコと目が合った。寄り目がチャーミングな三毛だった。低姿勢で近寄ると警戒しているのか、向かいの家の一段高い中庭に逃げ込んだ。シャッターチャンスを逃したかと落胆していると、興味深そうに繁みの中から顔を出した。咄嗟にオート・フォーカス(AF)で撮ったのでピントが甘く...
#445
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Mis 2018
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酷暑の夏はネコもヒトもバテている。毛皮を生来身に纏っている動物は体毛のない人間よりも暑いのだろうか。室内飼いの家ネコはエアコンの効いた涼しい環境で快適な日中を送っているが、外ネコは日陰でグッタリと伸びている。ヒトの体温を超える猛暑日に外から呼びかけても、ミスちゃんは玄関のキャットスルーから出て来ないかもしれない。そもそもミスちゃんの家まで行く途中で、熱中症で倒れてしまう危険も高い。救急車で病院へ...
#442
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名画のなかの猫
- 著者:アンガス・ハイランド(Angus Hyland)/ キャロライン・ロバーツ(Caroline Roberts)/ 喜多 直子(訳)
- 出版社:エクスナレッジ
- 発売日:2018/03/14
- メディア:単行本(ソフトカバー)
- 内容:ウォーホル、ゴヤ、ホックニー、国芳、ダ・ヴィンチ、クレー‥‥
誇り高く、自由に生きる猫の姿は、古今東西のアーティストたちを魅了してきました。謎めいていてクール、しかしたまらなく愛らしい猫たちの絵をコレクションした、ギフトにもぴったりの一冊。『名画のなかの犬』に続くシリーズ第2弾