♭ 九頭竜の道(2020)
「買厄懸場帖 九頭竜」(ビッグコミック 1974-75)は売薬行商人・九頭竜を主人公とする時代劇画。売子の藤兵衛、十目吉と日本各地を行脚しているが、売薬だけでなく、買厄(請負い殺人)も引き受ける。帳主(九頭竜)は幼い頃、何者かに鏖殺された村の生き残りで、村の名称も本当の名前も分からず、死んだ母親が握り締めていた九頭竜の前金物だけが唯一の手懸かりだった。「富山の薬売り」は出生の秘密を探索する九頭竜の仮の姿である。「一番目の闇送り」 「ろくでなしの墓」 「母の亡骸」 「逃げ水」 「惚れ薬」 「反吐」 「唐変木」 「血達磨」 ...#41
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